これは忘れもしない2016年の7月です。ライブで皆さんが花火の曲を歌う中で、僕は花火の曲を持っていなかったんです。そこで共演者の1人が冗談で次のライブまで花火の曲を作ってきてと言ったのですが、本当に作ってきたら面白いだろうなと思い、約２週間で作りました笑

「皆さんの反応はどうでしたか？」

予想通り驚いていました笑 まさか２週間で本当に作ってくるとは思っていなかったでしょうからね。そして、即席で作った曲のわりにちゃんとしてる的な褒め言葉？も頂きました笑 まあネタではなく真面目に作った曲ですから、今後も誤解なく聴いて頂きたいです笑

「花火と言えば定番のテーマでありますが、その点で意識した所はありますか？」

確かに花火の曲はたくさんあるので、あまり無いような切り口のテーマを心がけました。キーワードの花火を人生に喩え、人生の一瞬一瞬をどの様に捉え生きているか、そしてそんな人生の美しさと儚さを書きました。

「曲の部分では、何か意識した事はありますか？」

作曲を始めた時に特にこう言った曲調にしようと言うのはなく、短い期間の中で作った曲ですので、どちらかと言えば即興に近く、進行やメロディについては無意識の部分が多いので僕の癖が多く出てると思います。あとはDメロのコード進行とメロディについては僕の中ではあまり無いものになっていてお気に入り部分です。

「最後に一言」

元は無茶振りから生まれた曲のイメージがありましたが、今ではそうではなく、生まれるべくして生まれた大切な曲のひとつです。限られた時間で作った曲だからこそ自分らしさがふんだんに詰まった物になっていると感じています。この曲のテーマの一瞬の美しさである様なそんな思いを感じて頂きたいです。

【HANABI】