「ありふれた日常を作ったのはいつ頃ですか?」
これは、喜びの詩と同時期の2012年頃だったと思います。

「どの様な思いで作った曲ですか?」
地元を離れて音楽をやっていた時に、周りの音楽のレベルに圧倒され、そして自分の実力の無さを知り少しナーバスになっていた時期がありました。それでも音楽が好きだからひたすら聴いては落ちて、でもそんな時に家に帰ればホッとするんですよね。ああ、落ち込む必要はない、音楽だけじゃなく、ちゃんと暮らす場所はあるのだからと、ここまで聞くと、音楽を諦めた内容に聞こえるけど、そう言う歌では無く、周りが見えなくなっていた時に気付いて欲しい前向きな思いで作った曲です。

「この曲のこだわりはありますか?」
こだわりと言ってしまって良いのか分からないですが、実はこの曲はキーがFなのにハーモニカのキーをCで吹いています。これは最初に録音した時にキーを間違えて吹いてしまって、そのまま気付かずに、何か特徴のあるハーモニカのメロディだなと思っていたらキーがズレていたと言う…でもその違和感が良くてそのまま変えずにCで吹いています。後は、Bメロとサビのメロを同じ部分を敢えて作っている所ですかね。

「この曲の思い出はありますか?」
僕の中で数少ない褒められた曲のひとつですね。良い曲だねって言ってもらえてより大切な曲になったのが1番の思い出です。

「最後に一言」
夢を追いかけるのも大切な事と思いますが、何より目の前の幸せを大切にする事を忘れてはいけないと思います。僕も時に忘れてしまわない様にこの曲を歌っています。