ありふれた日常

凛とした顔つきで 夢を鞄に詰め込んだ
人混みに揉まれながら 明日を夢見ている
静けさが襲う孤独の中 路地裏を1人歩く
耳に流れる歌に酔いしれ 溜息をついたんだ

有名になるとか富豪になるとか
きっとそんな日常に溺れていたんだ

家に帰ると君がいる
今日もテレビを見て過ごしてる
色んなものがそこには詰まっている
家に帰ると君がいる 
そんなありふれた日常だけど でもそれが僕が見つけた夢 

もしも世界が明日終わってしまうとして
ただひとつ欲しい願いはなんだろうか
手に余るほどの富やどんな名誉よりも
目を開けた時にただただ見ていたいものがある

きれいごととか気持ちいい事とか
きっとそんな事象に溺れていたんだ

家に帰るとごはんがある
僕はそれを頬張りにやけるんだ
色んな意味がそこには詰まっている
家に帰るとごはんがある  
きっと明日も同じだろうな
でもそれが僕が見つけた夢
ありふれた日常という名の夢