感染


ありのままでいいと ありふれているけれど

見えない常識に 囚われている

出口のないトンネルを 歩いていたけれど

気づかないうちに 出口だと決めつけていた


もう 手に入れていた

君らしさを懸命に

取り憑かれたように

嘘の色で塗りたくっている


It’s 感染


いちたすいちは田んぼのた なんて言ってた

職場で言おうものなら 非常識かな

完成されたルールが 蔓延してる

特効薬はもはや 意識する他ない


君の歌声が響いた

胸が痛むのは証拠

取り憑かれている

僕らしさを踏み躙る

引き返せ

Written in 2019/8