君と笑う


布団から飛び起きてカーテンを開ける

暖かい陽が 心地良い


階段をかけ降りて顔を洗う

暖かい日だ でも君はいない


足りないものは 良く見えるんだ

大切なものは 見えなくなるんだ


『おはよう』『何食べよう』『今日の天気はどう?』

ありふれた言葉は ここにない


朝食を食べながら テレビの音だけなる

何も言葉なく 仕事へ向かう


足りないものは 良く見えるんだ

大切なものは 見えなくなるんだ


コンビニのご飯を食べて 携帯をのぞく

ありふれた予定 有り難みはなくしてた


足りないものは 良く見えるんだ

大切なものは 見えなくなるんだ

足りない君は 良く見えるんだ

大切な君は 見えなくなるんだ


玄関の向こうから 足音が聞こえる

『おかえり』と言う 君と笑う大切な時よ続け